心理学を応用した恋愛テクニック「ダブル・バインド」
ダブル・バインドとは、交渉術として利用されることの多いテクニックで、恋愛はもちろん、営業や交渉の場においても盛んに使われるほど効果が高いものです。
ダブル・バインドとは
「Yes」or 「No」の選択肢で質問するのではなく
「A」 or 「B」の選択肢で質問することによってはじめからYesが決定しているかのような状況を作り出す交渉術です。
デートに女性を誘うとき
一般的に
「週末、ご飯食べにいかない?」
と異性を誘うことも少なくありません。
この場合、相手には
「いいよ。」と「ちょっと他の用事があって・・・」
という「Yes」or 「No」の選択肢が生まれてしまいます。
ダブル・バインドの質問方法は
「今度の土曜日か日曜日、ご飯食べに行こうよ。土曜日と日曜日どっちがいい?」
という質問方法です。
すでにご飯を食べに行くことが前提条件として「土曜日」か「日曜日」かの選択を迫っているのです。
「A」 or 「B」の形で相手は回答することになります。
この場合、相手は選択肢にない「食べにいかない」という回答をする確率が大きく下がるのです。
ダブル・バインドの活用例
「来週、人気のステーキ屋さんか、穴場の美味しい魚のお店どっちに行きたい?」
と食事の種類を選択肢にしても良いのです。
ビジネスでも、営業電話でアポを入れる際に
「今度、お時間があれば新製品のお話をご説明する時間をいただきたいのですが?」
と聞くよりも
「新製品ができましたので、ぜひお話に御伺いさせていただきたいのですが、来週と再来週どちらがご都合よろしいでしょうか?」
の方がアポを入れられる可能性は高まるのです。
恋愛ひとつとっても、ダブル・バインドはいろいろな形で登場させられる交渉テクニックなのです。
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